--視聴覚室--
そこは映像や音楽などの資料を閲覧することができるようになっている資料室で、防音装置が施され、窓も二重になっている。
鴨居は学校の上層の人間とも通じていたので、視聴覚室の鍵を入手することも、そしてスペアキーを作ることも容易くこなせた。
彼は瑞穂の肩を担いで引きずりながら視聴覚室の重いドアを開け、中に入っていった。
瑞穂が手首の激痛で意識を回復すると、鴨居が自分の体を抱きかかえ自分の首に枷を着けようとしている所だった。
120pくらいの高さにある窓の手摺に鎖が繋がれておりその鎖の手枷(イラゾンという物【SM用具】)で手首が吊られていて痛みが走っていたのだ。
鴨居は黙々と仕事をこなす様に瑞穂に他の枷を着けている。
瑞穂は腕意外にも両膝がビルテッグという腿枷付きの首輪(拘束具)で固定されており(それは両腿の間を棒で肯定し足を閉じれなくする枷と首枷から腿が短い鎖で固定されていて屈んだような形に強制的にする物で)それらによって完全に体が拘束されていた。
下半身は下着を着けてはいるが、足をM字で広げた形で固定されている。
上半身はかろうじて制服を着てはいたが胸を曝け出されていた。
「何してんだよ!鴨居!」
鴨居の目は据わっていた。そして準備が整うと、デジカメ(ビデオ)を取り出し瑞穂のことを撮り出した。
「お前を犯してそのビデオ画像をネットに流してやるんだよ!」
「裏ビデオにもSMレイプ物として流してやる!」
「九頭龍に知れたらどんなことになるか解るよな!誰だかわからね―奴に犯されて、しかも淫乱に喜んでる画像だぜ!」
「テメーにはそんなのがお似合いなんだよ!」
「!!」瑞穂は驚愕した。
鴨居の激しい勢いと冗談とは思えない口調に...
--鴨居は嫉妬していた?--
瑞穂はそう感じた..
彼(鴨居)はこの日の為に機材を揃えていた。それも計画的に...イラゾン、ビルテッグ、(拘束具)アナルプラグ、リード線、パワーボックス、テスティクル
チューブラー イレクトロード、コロナ亀頭スティミュレーター(尿道注入式)
彼は瑞穂を陵辱することを想像し、道具を揃えることで気が安らいでいた。それらは決行の日がやって来るまでの麻薬のような逃避の手段で、本番を迎えた今、アドレナリンが絶頂に達している。
彼は瑞穂を壊す計画を練っていたのだ...。
「ここは幾ら叫んで助けを求めても誰も来やしないぜ!」
膝を固定され足を広げながら瑞穂は恥辱感に苛まれ、眉間に皺をよせ怒りとも絶望ともつかない感情に打ち震えていた。
鴨居は足元から顔まで舐めるようにパーンしながらビデオを回し続けている。
「オラ!いつものおねだりするよーな猫なで声を出してみろヨ!!へへへッ」
「それが嫌だったら!叫んでみろ!それにもっと嫌がれよ!女みてーに!」
瑞穂は頭に血が登り、先ほどされた様に今度は鴨居に唾を吐きかけた。
(プッ)
「!!テメェ!!」
鴨居は瑞穂の下着に手をかけてずらし、それを膝まで持ち上げた。足を屈んだ形で広げて固定されている為に性器が完全に露出され、大また開きで開帳されているせいで陰茎やアナルが丸出しになっっている。鴨居はそれをビデオで視姦するように撮りだし、瑞穂は顔を赤らめた。
そんな瑞穂を見て鴨居は口の端で笑い、嘲笑した。
「お前顔が赤くなってるぜ!!ブハハッ!!..さっきまでの威勢はどうしたんだ??」
「オマエ、相当使い込んでんだろ!色んな男を銜え込んでよう!今更恥かしがることなんてねーだろ!」
鴨居はローションを取り出し手に取ると、瑞穂の密部や陰茎に塗りこんだ。丁寧に竿に絡めそしてアナルに塗りこめる。鴨居は芸が細かく器用だったので緻密な作業に瑞穂のいちもつが勃ち始めた。
「お前、何感じてんだよ!」
「うッくッ....」
瑞穂は、理性で抑えられずに勃起している自分が恥かしく思えた。彼はうら若く、このくらいの年頃の子等は精力が大盛で少しのことでも勃ちやすい。なのでこれは特異なことではなかったのだが...。
「お前にいいプレゼントがあるぜ!!」
鴨居は小さなベルトとおかしな形をした物を取り出して見せ、そして小さなベルトを瑞穂のペニスの根元に巻きつけ始めた。
瑞穂はその作業でペニスに触られる度に意に反していちもつを堅くさせた。
「これはペニールリングだそしてコレがアナルプラグ」
「取り寄せで買ったんだぜ!これは自慰用に開発されたもので、至上で最高の快楽が得られる器具だ!」
それらのベルトやプラグは、電極を繋ぎ電気による性感刺激でバイブの様な局地的部分刺激じゃなく、抹消神経全体を強力に直接刺激を与えるというシロモノだった。
「磁力の力で直接内部の筋肉に働きかけるから、バイブでは到達できねェ強烈な感覚を味わえるんだぜ!」
「!!」
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